肉割れは放置・自然治癒で消えるのか?

肉割れが起こる原因は、急激な体重増加や妊娠によるお腹のふくらみなどに、皮膚がついていけずに裂けてしまうからです。

 

皮膚の内側から裂けてしまいますので、擦り傷と同じように「傷」となり、傷跡が残ってしまうのです。

 

傷跡が残るのは何故かというと、皮膚の奥の「真皮」というところに傷が達しているからです。
軽い擦り傷を負ったときなど傷が浅い場合は、しばらくするとカサブタが取れて元通りの綺麗な皮膚に戻ることが多いのですが、傷が深くて傷跡が残ったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

肌は生まれ変わると言われますが、実はきちんと生まれ変われるのは肌表面の「表皮」という組織だけです。
真皮も生まれ変わりをしないわけではありませんが、生まれ変わる前に瘢痕組織という傷から真皮を守る組織が作られてしまうので、綺麗に再生することはほとんどないといわれています。

 

真皮にはその奥深くに毛穴が存在しています。真皮に傷が達しても、毛穴の奥が残った状態であれば、そこに入り込んでいる表皮組織が再生していきますので、傷跡は綺麗に消えてしまいます。

 

しかし、傷の程度が深く、毛穴ごと傷付いてなくなってしまった場合などは再生可能な皮膚がありませんので、真皮は自ら瘢痕組織を作り始めてしまうのです。肉割れの跡はこの瘢痕組織が透けて見えている状態です。

 

肉割れを予防するには?

肉割れのできる人、できない人、できる部位、できない部位の大きな違いは皮膚の弾力です。

 

皮膚に弾力があればサイズアップで皮膚が引っ張られてもきちんとついていくことができて、皮膚が裂けるのを防ぐことができます。

 

妊娠してお腹が大きくなっていくことが事前に分かっているのであれば、妊娠が判明した時点からお腹周りのケアを始めるとよいといわれています。肌の弾力をあげるには保湿が肝心です。

 

保湿がきちんと行われていれば、真皮のコラーゲン線維とその間を埋めるヒアルロン酸やエラスチンといった物質によって皮膚はしっかりとした弾力を保つことができます。皮膚が乾燥するとこれらの組織からも水分が奪われますので、弾力のない固い皮膚になってしまいます。

 

体重増加による肉割れはいつ起こるのかという予測が難しいのですが、日頃から習慣的に保湿を心がけていればある程度予防することはできるはずです。

 

肉割れは放置していれば治る?

肉割れの跡は放置していても自然治癒はしません。サイズアップが止まったなら酷くなることもありませんが、綺麗になることもありません。

 

ダイエットでサイズダウンすると、伸びた皮膚が縮んでたるんでしまい、そこに肉割れの跡も重なるので肌が酷い状態になってしまうこともあります。

 

肉割れの跡を放置していたからといって病気になるなどのリスクはありませんが、見た目が美しくありません。

 

肉割れの跡を綺麗にするには、肉割れ専用のクリームで目立たなくなったと言う方も多いので、まずはこの方法を試してみることをおすすめします。