ホホバオイルは肉割れ対策にも有効?

ホホバオイルとは、カリフォルニアやメキシコといった砂漠地帯に生息するツゲ科の植物から採取される天然オイルのことです。

 

命のオイルと呼ばれることもあり、太古から珍重されてきたオイルです。
最近では食用にすることはほとんどありませんが、化粧品やヘアケア商品に多く含まれていて、その名前を知っているという人が増えてきました。

 

高い美容効果はもちろんのこと、半永久的に腐らないと言われるほどの安定性も、化粧品やヘアケア商品に多用される理由の一つです。

 

地球上に存在するオイル類の中でも、唯一人工心臓の潤滑油として使われているほど安全性が高いことでも知られています。

 

ホホバオイルの主成分となるのは「ワックスエステル」という成分です。
人間の皮膚から出される皮脂にもワックスエステルが含まれていて、ワックスエステルが分泌されることで、外界からの刺激や細菌の侵入を防いで肌を健康に保っています。

 

乾燥などの理由から皮脂分泌が少なくなると、途端に肌荒れを起こしやすくなります。
ホホバオイルはオイルの中でも多量にワックスエステルを含んでいて、肌に足りないワックスエステルを補い肌や髪に本来の美しさを取り戻すことができます。

 

また、ビタミンを多く含むことでも知られていて、肌の新陳代謝を促して血流を改善し、肌の美しさを保つ働きも持っています。

 

ビタミンには高い抗酸化作用があることも分かっていて、肌のアンチエイジングにも役立つオイルです。
加熱処理で生成されたホホバオイルとコールドプレス(非加熱)で生成されたホホバオイルとがありますが、栄養が壊れずに多く含まれているのはコールドプレスで生成されたホホバオイルです。

 

コールドプレスのホホバオイルにはビタミン類が生きたまま配合されていて、その中のビタミンEには新陳代謝を促す働きがあります。

 

新陳代謝を促すことでターンオーバーを正常に保って、肌本来の持つ美しさを保つことができると女性の間で愛用されているオイルとなっています。

 

ホホバオイルは保湿力が高く、肉割れ対策ができる

肉割れは肌が急激に伸びて裂けてしまった状態です。
表皮だけでなく、真皮にまで達してしまう深い傷となりますので、ターンオーバーがほとんど起こらない真皮では肌の再生が期待できず、肉割れの傷跡は一生ものといわれるほどいつまでも残りやすいです。

 

肉割れを防ぐには、急激なサイズアップを防ぐことが有効ですが、妊娠してお腹が大きくなることで起こる肉割れではサイズアップを防ぐことができません。

 

そのため、肌の側の弾力を少しでも高めて、サイズアップをしても肌が上手に伸びきれるようにしておくことが肉割れ予防にはとても有効といわれています。

 

肌の弾力を保っているのは真皮のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンという物質です。
これらは通常であればコラーゲンの繊維の間に満たされていますが、肌が乾燥するとコラーゲンの繊維がハリを失い、その間からヒアルロン酸などの弾力を保つ物質が逃げて行ってしまい肌の弾力が失われてしまうことになります。

 

肌の保湿に力を入れることで、肌の弾力を保つことができるのはコラーゲン線維やヒアルロン酸、エラスチンなどの物質を乾燥から守って肌の内側にとどめておくことができるのです。

 

肉割れの予防という視点で考えると、ホホバオイルはとても有効なオイルといえます。

 

浸透力が高く肌の内側にホホバオイルの持つ美容成分が入っていきやすく、ワックスエステルの効果で肌表面に膜を作って水分の蒸発を防ぎ保湿することができるからです。

 

ただ、一旦肉割れを起こしてしまった肌は保湿でも元には戻りませんので、肉割れの傷跡にホホバオイルを塗っても傷跡を消すことはできません。

 

肉割れ対策に最も有効なのは、事前に肌をしっかりと保湿して弾力を上げておくこと、と覚えておきましょう。